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[C43] No title

なんか読んでなくて今一気に読んだんだけど、わんこ女装癖はよくないよ^ω^

女わんこの大冒険に期待b
  • 2008-08-09
  • 投稿者 : アOシ
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短編 ~転生~

 現在ダンバートン、時刻は午前五時、イウェカが沈みかけてきた頃、ダンバートンに人が集まりかけてきた。


 「今日も賑やかになるだろうなぁ」


 僕はそう独り言のように呟いた。


 「そうだなぁ、おいしい肉とかは売らないのかなぁ」


 その呟きに、隣に座る大きな狼男が答えた。
 そいつは狼夜、狼でありながら人の言葉をマスターし、会話する知識、戦闘する学習能力、名称などを覚える記憶力、全てにおいて人間と変わりはなかった。
 しかし、外見がもう狼そのものだったので、ちょっと抵抗はあった。初めてこいつをダンバートンにつれてきた時なんて、周りから、「何あれ~」「すっげー」「狼?人?コスプレ?新作の衣装?」などと声が聞こえたのだ。

 ダートなんかは「お、狼だ、トイレに行ったら絶対紙がないな」とかギャグを言おうとしたところでせっちゃんの静止攻撃、お陰で寒いギャグを聞かなくてすんだ。

 サリーは「わー、狼だー。狼だー。わんちゃんの兄弟・・・?」などとすごくおかしなことを言ってきた。仮にもこいつは狼で僕は人である! あだ名が犬なだけだよ! と猛反撃をした、が。せっちゃんが「どう見ても兄弟じゃん、仲よさそうだね、犬が弟かぁ・・・」とボケるつもりなく正気で言った、言い放った! 僕は人間だよぉ・・・ とその場に『の』の字を書いて露骨に落ち込んだ。

 さらに、泣きっ面に蜂ということわざ通り、ほかのギルドメンバーにも「兄弟?」とか「犬って、狼だったの?」とか「これからは犬じゃなくて狼って言わなきゃね~」とか「お兄さんの名前は?」「我の名は狼夜と申す」「そっか、よろしくね、狼夜さん」などと言っていた。

 鬱になってもいいですか? 自殺しないけどペッカ下級かメイズかロンガ遺跡の神秘の矢ダンジョンに一人で行ってもいいですか? 正直逝ってもいいですか? と冷徹に、なおかつ本気に言ってみた。

 その言葉にせっちゃんは「キア上なら一人で行っておいでよ」と言った、言ってきた。
 それに引き続き、ラオッシュ、もといラオが「おかわりよろしくね~」とか言ってきた。
 今日一日中何もする気になれないかも・・・とダートの家のベッドに向かってのしかかって熟睡した。

 そして、早めに寝たせいか、こんな時間に起きてしまったというわけだ。


 「そういえば狼夜さぁ」
 「うん? 何?」
 「いぁ、言葉って言うか言い方変わったよなぁ、前なんか我とか代名詞使ってたじゃん」
 「あぁ、あれはあそこで狼の長をやっておったからな、なんと言うか威圧感を与える言葉じゃないといけないかなって思ってね」
 「へぇ~、狼の長がいなくなって大変だろうねw」
 「む・・・それを言わんでくれ・・・無断できたんだから大変だろうけどさぁ・・・」
 「ゴメンゴメンw しかしな~」
 「主の言いたいことが判るぞ、要するに」
 「暇だ・・・」
 「うむ」


 朝の五時とは、とても暇だった。まだ露店はあまり並んでいないし、並んでいるったってお酒とかだし、お酒はあれ以降嫌いになったしな・・・。居酒屋・・・。
 そんな会話をしながら暇をつぶしていると、見知らぬ男がこちらを見るや否、走ってこちらへ向かってくる。


 「ぉぅ、犬、こんな時間になにやってんだ?
 「・・・・・・あんた誰・・・?」
 「は? あぁ、そういうことか」


 何かを思いついた男はインベントリからアイテムを取り出した。どこかで見たことのあるクレイモアやらクロスボウやらマンドリン・・・まさかね。


 「・・・・・・・・・・・・ウリ・・・・・・・・・・・・?」
 「ぉぅょ」


 ウリは確か黒い髪だったはず・・・なのに今は金髪。
 それならまだいいほうだ。なぜか、ウリの体は、小さくなって、髪型も変わっていた。


 「・・・・・・イメチェン・・・?」
 「は? 犬知らんの? 転生だよ転生」
 「てん・・・せい? ウリ前女の子だったの?!」
 「阿呆、性転じゃなくて転生だ。て・ん・せ・い」
 「てんせい・・・?」


 天性? 展性? 天成? 転成・・・? 転生? あぁ、転生ね。


 「どこでそんな転生なんかしてきたんだよ」
 「ナオに夢であって頼んでみれば転生できるっての、知らないのか?」
 「知るか!」


 ウリと話をしていると、不意に狼夜が服の裾を掴んで、誰? と言っているようにこちらを見てくる。なぜかこいつの思っていることが最近わかってくるように気がした。僕は本当に・・・犬・・・なのかな?


 「お、犬、そいつは誰?」
 「あ、こいつは狼夜、狼だぞ?」
 「なるほ、兄弟か」
 「お前まで言うか~~!!」


 ・・・もう僕は本物の犬としか思われていないんだろうなと、確信がついた。

 
 露店から買ってきた携帯食をかじりながら、ウリと僕はあの後話をしていた。


 「要するに、強い要望や願いがあれば転生ってできるんだね?」
 「まぁ、そんなとこか。よくわからんが」


 話題は、ウリの姿が変わった転生というものだ。
 夜、寝るときに生まれ変わりたいと強く願った人が、その夜不思議な夢を見たそうだ。あたりは真っ白の世界。足元にはどこか見覚えのある紋章。空は少し夕焼けがかかっていたそうな。その空を自由に飛びまわる白い鳥。エリンにはない世界。そんな世界にいたにもかかわらず、その人は不安になることや恐怖することなどなかったらしい。
 しばらくその場にいると、目の前に女性が現れたそうだ。姿はよく覚えてないらしく、当然ながら名前も知らない。
 しかし、その人は、目の前に現れた女性が何を言ったかはっきり覚えていたそうだ。
 「あなたが望むのであれば、その今の姿を変えることができます」、と
 その人は、確かにそう聞いたと言ってたそうだ。
 それから、朝起きてみると、その人は、30歳だった独身の女の人が、18歳くらいの男になっていた。そんな話だった。


 「僕も姿、変えてみようかなぁ、そろそろ犬扱いも凄いエスカレートしてきたしね・・・」
 「ほう、なら女の姿になってるといいなw」
 「阿呆、なんで女の子にならなあかんのね」
 「おっと、ダート語かな?w」


 そうだよ! と言い張り、ウリの食べていたチーズパンを奪って勢いよく口に詰め込んだ。
 
 それから、その夜。
 ラオが「明日暇な人いたらキア上級でもいこうか」とか言っていたので、今日は早めに寝ることにした。
 ダートとサリーに「おやすみ」と言ってしばらく借りることになった部屋へ入り、ベッドへダイブ。すぐに眠りに落ちた。



 ―――――――――体が、軽い・・・?
 そう思って目を開けると、あたりが真っ白な世界になっていた。足元には見たことのある紋章。空は青々としている。その空をいくつもの白い鳥が飛んでいる。
 たしか、これって・・・・・・
 そう思いかけたとき、目の前から突然光が見えた。縦に伸びた綺麗な光。
 その光に見入っていると、光はその輝きの強さを増し、閃光を撒き散らした。
 僕は思わず目を背け、身の危険を感じ、戦闘態勢をとった。そして、先ほどの光を確認するために振り向いた。しかしそこには、女性が一人立っていた。
 その女性は、輪郭、体系、服装など、よく見えなかったが、透き通った声で、こう言った。

 
 「あなたが望むのであれば、その今の姿を変えることができます」


 今日ウリと話していたことと同じ出来事。確か、転生。
 僕は、何の迷いもなく、深く考えずに首を縦に振り、頷いた。すると、しっかりと見えていないはずの女性が微笑んで頷くのが見えた。


 「それでは、よいエリンでの生活を。リヴァリスさん」
 「なんで、僕の名を・・・」


 それを言って、僕は再び暗闇の世界へと入った。

 
 現在ダンバートン、ダートの家。時刻はそろそろ七時。
 僕はベッドで伸びをして、体の骨を鳴らす。
 ポキポキッと音が鳴ったのを確認して、ベッドからはねるように起き上がり、居間へと向かおうとした。その前に武器をどこに置いたかなと思いつつ、部屋を見渡した。すると、部屋の隅っこにあった全身鏡を見てこんなのあったっけな?と思いつつ、鏡を覗く。
 それを見て僕は硬直した。
 だって、それは全身鏡であって、映っているのは僕なはず。
 しかし、映っているのは。
 男物イディカイ聖職者の礼服を着た、小さな女の子が、その鏡に映っているのだから。
 僕は試しに右手を上げてみる。そうすると鏡の少女は左手を上げた。
 何かの間違いだろうと思い、キア上級に行くために鎧を着ようとした、が
 鏡の少女も鎧を着るために服を脱ごうとしていた。
 それを見た僕は、服を脱ごうとした手を止めると、その少女も止まる。


 「い~ぬ~、そろそろキア上行っくぞ~」


 不意にダートが部屋の中に入ってきた。
 そして、ダート硬直。
 しばらく僕はダートと視線をぶつけ合いながら沈黙を生み出していた。


 「あ、あれ? リヴァはどこ行ったのかな~?」


 ダート語じゃない普通の言葉でダートは僕から目を逸らしながら頭をかき、裏声でそう言った。
 こうなると、鏡といいダートといい、現実逃避はできないと思い。確信した。


 「なんで僕女の子になってるんだ~~~~~~~!!!!」


 可愛らしい女の子の声で僕は叫んだ。


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